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こきりこ節
新潟県民謡
編曲年月:2023年12月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間:2分
楽譜:1,500円(スコア、パート譜)

[試聴(YouTube)]
全曲(デモ音源)(2’29’’) こきりこ節(YouTube)

[曲目解説]
この曲は、富山県の南砺市五箇山地方に伝わる民謡です。
日本の民謡の中で最も古い民謡とされています。
開発に伴いだんだん歌われなくなっていたものを、詩人の西条八十が聞き取り楽譜にして発表したことで、無事に伝承され、今に受け継がれています。
「こきりこ」は、竹でできた民族楽器で、長さ二、三十センチの竹の棒を両手に一本ずつ持って打ち鳴らします。
文部省(現在の文部科学省)により、中学校の音楽教材として指定されたり、NHK「みんなのうた」で「コキリコの歌」として放送されるなどして、全国に広まりました。
毎年9月には、五箇山で「こきりこ祭り」が開催され、「こきりこ節」ほか五箇山地方に伝わる数々の民謡が披露されます。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。

すべてのパートにメロディがあります。

前半は原曲のイメージに近くゆったりと、後半は少しダンサブルな雰囲気で編曲しました。
踊りで使われるささらの鳴るリズムを取り入れています。
47都道府県の民謡を1曲ずつ編曲するプロジェクトの第6曲目です。