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よさこい節
高知県民謡
編曲年月:2023年7月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間:2分
楽譜:1,500円(スコア、パート譜)
[試聴(YouTube)]
全曲(デモ音源)(1’53’’) よさこい節(YouTube)
[曲目解説]
この曲は、古くから伝わる高知県民謡です。
元々はお座敷歌として歌われていたもので、ゆったりとしたテンポが正調とされています。
お囃子言葉の「よさこい、よさこい」は、「夜に来い(夜さ来い)」「ヨイショコイ」「よってらっしゃい」など、由来については諸説あります。
たくさんの替え歌が作られて、現在ではいろいろな歌詞で歌われていますが、代表的な歌詞は「土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい」です。
幕末に実際にあったとされる、高知城下の竹林寺の僧・純信と鋳掛屋(いかけや)お馬の道ならぬ恋物語が元となっています。
高知県では、この曲をテーマ音楽として昭和29年から「よさこい祭り」が行われており、「よさこい鳴子踊り」として鳴子を持って踊り歌うスタイルは、全国各地に広まっています。
「南国土佐を後にして」という歌謡曲では、歌の後半部に「よさこい節」が使われており、ペギー葉山氏が1959年に発売したレコードが大ヒットし、第10回紅白歌合戦で歌われました。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
すべてのパートにメロディがあります。
3番までの構成で、1番は原曲の民謡の雰囲気を残し、2番、3番と少しずつテンポを上げ、後半は和声やリズムもかなり自由に設定しています。
47都道府県の民謡を1曲ずつ編曲するプロジェクトの第2曲目です。