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三国節
福井県民謡
編曲年月:2024年3月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間:2分
楽譜:1,500円(スコア、パート譜)

[試聴(YouTube)]
全曲(デモ音源)(2’11’’) 三国節(YouTube)

[曲目解説]
この曲は、福井県の三国港周辺で歌われてきた民謡です。
歌の起源は、三国神社建立の際の地固めの作業唄として歌われたという説と、三国港の船頭が船を漕ぐ際に歌われたという説があります。
港町として栄えていたため、さまざまな地域で歌われるようになり、歌詞も変わっていき、現在では110の歌詞が残されています。
七七七五調の元唄、五七七五調の返し唄が歌詞を変えながら繰り返される形式で歌われ、最後に「やしゃでやのしゃで やのしゃでやしゃで やしゃでやのしゃで こちゃしらぬ」という独特な歌詞で曲を終えます。
毎年9月には、福井県坂井市三国町で「三国節」に合わせて踊り手たちが踊りながら街並みを歩き流す「三国湊 帯のまち流し」というイベントがあり、多くの人が訪れています。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。


この編曲では、元唄と返し唄一回分の寸法で、元唄は原曲のイメージに近くゆったりと、返し唄は少しテンポを上げて新たに和声をつけました。
47都道府県の民謡を1曲ずつ編曲するプロジェクトの第9曲目です。