HOME楽譜販売[マンドリンオーケストラ]映画、ミュージカル、インストゥルメンタル、洋楽
HOME楽譜販売[マンドリンオーケストラ]J-POP(歌謡曲)、その他

恋人がサンタクロース
作曲者:松任谷由実
編曲年月:2023年9月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間:4分
楽譜:3,000円(スコア、パート譜)

[試聴(YouTube)]
全曲(デモ音源)(3’57’’) 恋人がサンタクロース(YouTube)

[曲目解説]
この曲は、松任谷由実氏が1980年に発売したアルバム「SURF & SNOW」に収録された楽曲です。
1987年公開の映画「私をスキーに連れてって」の挿入歌となったことで、広く一般に広まりました。
シングルカットはされていませんが、クリスマスを代表する定番曲の一つとして親しまれています。
1982年に松田聖子氏がカバーしたのをはじめ、数多くのアーティストがカバーしています。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
すべてのパートにメロディがあります。


この曲は、メドレーの中の1曲として編曲したものを、単曲として再構成したものです。
タイトルが、「恋人『は』サンタクロース」ではなく「恋人『が』サンタクロース」であることで、ただの事実(旧情報)として示すのではなく、歌詞の内容を踏まえて、子どもの頃はわからなかったけれど大人になってわかった事実(新情報)ということが伝わってきます(これは、主格を示す格助詞「が」の中立叙述の用法です)。
「が」にはさらに排他(総記)という用法もあり(ほかのどれでもなく、それだけが、という意味)、この曲では、私にとっては「恋人」だけがサンタクロースなんだという思い、特別感も加わります。
私は、昔「日本語文法における主格を示す『は』と『が』の使い分け」というテーマで卒業論文を書き、今でも文法は大好きなのですが、このタイトルは素晴らしいと思います。