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シシリエンヌー組曲「ペレアスとメリザンド」よりー Sicilienne
作曲者:フォーレ Gabriel Fauré
編曲年月:1992年6月
編成A マンドリンオーケストラ6パート版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
編成B フルート加筆版
   :Flute(div.あり), Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass

演奏時間:4分
初演:編成A 愛知県立大学ギターマンドリンクラブ(1993年1月)
   編成B 國學院大學マンドリンクラブ(2012年11月)

楽譜:2,000円(スコア、パート譜)
   2種類の編成の楽譜がありますので、ご注文の際はA、Bいずれかをご指定下さい。


[試聴(MP3ファイル)]
全曲(デモ音源)(3.4MB 3’43’’) Sicilienne.mp3(編成A)
[試聴(YouTube)]
全曲(演奏動画)(3’36’’) シシリエンヌー組曲「ペレアスとメリザンド」よりー(YouTube)(編成A)
演奏:レヴァンテマンドリンオーケストラ(第6回演奏会より)
全曲(演奏動画)(3’46’’) シシリエンヌー組曲「ペレアスとメリザンド」よりー(YouTube)(編成A)
演奏:マンドリンアンサンブル・オルトレ(3rd concert「フランスの薫り」より)

[曲目解説]
イタリアの長靴の先にある地中海でいちばん大きい島、シチリア島。
高い紺碧の空、瑠璃色の波、自然に囲まれたこの島で伝わったとされる6/8の舞踏曲、
シチリアーナ(フランス語でシシリエンヌ)。
波のようなアルペジオに乗って揺れる牧歌のようなメロディが特徴のこの舞曲が、
フォーレによって格調高く、それでいて懐かしい舞曲になりました。
この曲は、フォーレがはじめチェロのソロ曲として作曲したものを、
劇音楽「ペレアスとメリザンド」のために転用したものです。
ストーリーは、メリザンドが義弟ペレアスと恋をしてしまい、それを知った夫ゴローが
ペレアスを殺してしまう。その後、メリザンドは女子を出産し、息絶える、というもの。
この曲は第2幕の間奏曲に使われました。
私は、この曲でマンドリン属のトレモロの優しさ、ギターのアルペジオ、
ベースのロングトーンのあたたかさを表現しました。
それぞれの風景を思い描きながら聴いて下さい。
なお、「ペレアスとメリザンド」には、
フォーレのほか、ドビュッシー、シベリウスなども作曲しています。
(愛知県立大学ギターマンドリンクラブ第30回定期演奏会プログラムより)

この曲は、 愛知県立大学ギターマンドリンクラブの現役時代に、
定期演奏会の特別ステージのために編曲したものです(編成A)。
当時の大学の演奏会の選曲は、イタリアオリジナルか邦人が主流で、
もっと一般の方にも楽しんでもらいたいと思い、クラシックの名曲の中から、
マンドリンのイメージに合うものを選曲しました。

その後、國學院大学マンドリンクラブからの依頼で、

フルートパートを加筆編曲した楽譜もあります(編成B)。
オプション扱いではなく、全体に手を加えました。
こちらのアレンジでは、最初のメロディはフルートソロになっています。