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マーチ「ジョイ・フライト」 March “JOY FLIGHTS”
作曲年月:2017年10月
編成:Flute, Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
   フルートなしでも演奏可能です

演奏時間:5分
初演:ARTE MANDOLINISTICA(2017年10月)
楽譜:3,000円(スコア、パート譜)
   楽譜は
ARTE MANDOLINISTICAより販売しており、こちらでは販売しておりません。

[試聴(YouTube)]
全曲(演奏動画)(4’43’’) マーチ「ジョイ・フライト」(YouTube)
演奏:ARTE MANDOLINISTICA & ARTE TOKYO(第11回ARTE国際マンドリンフェスティバル&コンクールより)

[曲目解説]
私は熱気球に乗ったことがありませんが、ゆらゆらと空中を漂うように空を旅する様子に憧れます。
中学校の音楽の授業で習った「気球にのってどこまでも」や、THE BOOMの「気球に乗って」という曲も大好きでした。
気球のフライトにはいろいろな種類があり、代表的なものは「競技フライト」と呼ばれるもので、
ターゲットと呼ばれる地面の十字の印めがけて、マーカーと呼ばれる砂袋を投げて競い、
ターゲットに近いところに投げた気球ほど高得点を獲得します。天候によって、競技の仕方(タスク)は様々です。
「ジョイ・フライト」は、競技フライトではなく、自由に空の旅を楽しむ、いわば「空中散歩」です。
風にまかせて360度パノラマの景色の中、ゆっくりと移動していくと、
現実の時間の流れを忘れて、新しい自分に出会える気がします。
また、その気球を地上から眺めているのも楽しそうです。
この曲には、実際の暮らしから少し離れて、のんびりと空を旅するときのような、ふんわりとした気持ちを込めました。
マーチの形式で、各パート、特にギターにメロディや弾き応えのあるオブリガートがあります。


この曲は、ARTE MANDOLINISTICAの委嘱により、
第5回全日本マンドリン合奏コンクールの課題曲として作曲したものです。
マーチの形式で、フルートはあってもなくても演奏できるように、との要望がありました。
前回の課題曲「セイリング・デイー出航ー」がコンサートマーチ形式でテンポが変わるものだったので、
今回は、テンポが変化しない純粋なマーチの形式にしました。
フルートパートについては、単なるオプション扱いにはしたくなく、
かといってフルートなしでも曲が成り立つように、という課題をクリアすべく作曲しました。
言うなれば、この曲のフルートなしとフルートありの関係は、
カフェラテとキャラメルマキアートみたいな感じで、どちらでもお好みで楽しんでいただけるかと思います。