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プリンク・プレンク・プランク Plink, Plank, Plunk!
作曲者:ルロイ・アンダーソン Leroy Anderson
編曲年月:2015年7月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間:3分
初演:京都教育大学マンドリンクラブ(2015年11月)
楽譜:3,000円(スコア、パート譜)

[試聴(YouTube)]
全曲(デモ音源)(2’26’’) プリンク・プレンク・プランク(YouTube)
[試聴(YouTube)]
全曲(演奏動画)(3’15’’) プリンク・プレンク・プランク(YouTube)
演奏:奈良教育大学ギターマンドリンクラブ(第53回定期演奏会より)

[曲目解説]
アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンは、親しみやすいオーケストラの小品を数多く作曲しています。
この曲は、弦楽器とピアノのみの編成で書かれており、弦楽器の旋律はピチカートと呼ばれる、弦を指ではじく奏法で演奏されます。
タイトルの「プリンク・プレンク・プランク」は、発音の表記違いから「プリンク・プランク・プルンク」とも呼ばれることがあります。
「Plink」「Plunk」は楽器をポロンと弾く、という意味なのですが、「Plank」にはそういった意味がなく、言葉の語呂のよさから選ばれたという説があります。
もしくは、本来は規則動詞である「Plink」を不規則動詞に見立てて、drink-drank-drunkのように、plink-plank-plunkと変化させた、という説もあります。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
マンドリンの音色とギターの音色の違いを出すために、ピッキングで演奏するように書きましたが、原曲のオーケストラのようにマンドリンがピチカートで演奏しても面白いと思います。

この曲は、京都教育大学マンドリンクラブの委嘱により「ルロイアンダーソンメドレー」として編曲したものから、1曲を取り出しフルサイズに再構成したものです。
曲の途中で、原曲では楽器の側板を指でこする指示がありますが、いろいろな楽器の編成に編曲されたものでは、そのタイミングでさまざまな効果音を挿入しているものが多く、初演の時はピコピコハンマーやクラッカーなど、すべて違う音色で楽しい演出でした。