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三角帽子第2組曲より「粉屋の踊り」「終幕の踊り」
作曲者:ファリャ Manuel de Falla
編曲年月:2009年2月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,
   6Percussions(Timpani/Triangle/Snare Drums/Bass Drum/Cymbals, Suspended Cymbal/Castanets,
          Tamtam)

演奏時間:「粉屋の踊り」3分 「終幕の踊り」7分
初演:ARTE MANDOLINISTICA(2009年8月)
楽譜:「粉屋の踊り」2,000円 「終幕の踊り」4,000円(スコア、パート譜)
CD:「ARTE MANDOLINISTICA なつやすみマンドリンコンサート2008ー2009」に収録

[曲目解説]
スペインを代表する作曲家ファリャが、ディアギレフ率いるロシアバレエ団からの依頼により
1917年に作曲したのが、バレエ音楽「三角帽子」です。
タイトルの「三角帽子」は、代官が権威の象徴としてかぶっている3つの角が出た帽子です。
美しい粉屋(水車小屋)の女房に横恋慕した悪代官が、手を変え品を変え女房を手に入れようとするも、
結局粉屋夫婦や村人にしてやられる、という喜劇のようなストーリーで、
これをスペインの民族色豊かな、陽気で賑やかなバレエに仕上げました。
初演時の舞台、衣装デザインはパブロ・ピカソが手がけたそうです。
このバレエ音楽から、主要の曲を抜粋して第1、第2組曲が作られました。
その第2組曲から「粉屋の踊り」「終幕の踊り」をマンドリンオーケストラに編曲しました。
「粉屋の踊り」は、ファールカというアンダルシアの民族舞曲、「終幕の踊り」はホタという舞曲です。
楽器の特性を生かして、スペインの雰囲気が出るように意識しました。

この曲は、ARTE MANDOLINISTICAのなつやすみマンドリンコンサートにて初演されました。
パーカッションは原曲のオーケストラの譜面をそのまま使用しています。
スペインの青空と地中海から吹き抜ける風を感じさせる、熱く素晴らしい演奏でした。