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交響曲第5番ハ短調「運命」 op.67
作曲者:ベートーヴェン Ludwig van Beethoven
編曲年月:2013年2月
編成A 初演版

   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Mandolone, Contrabass, Timpani
編成B フルート加筆版
   :Flutes1,2(第4楽章のみ1名Piccoloと持ち替えあり),
    Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Mandolone, Guitar, Contrabass,
 Timpani
演奏時間:第1楽章6分 第2楽章8分 第3・4楽章13分
初演:編成A ARTE MANDOLINISTICA(第1楽章のみ2013年2月、全楽章2013年3月)
   編成B ARTE TOKYO(2022年1月)

楽譜:第1、2楽章各曲4,000円 第3・4楽章7,000円(スコア、パート譜)
   2種類の編成の楽譜がありますので、ご注文の際はA、Bいずれかをご指定下さい。


[曲目解説]
ベートーヴェンの「運命」は、誰もが知っているクラシックの名曲の一つです。
第1楽章の冒頭の動機「ダダダダーン」について、弟子のシントラーからの質問に「運命はこのように扉をたたく」と答えたと伝えられて以来、「運命」と呼ばれるようになりましたが、ベートーヴェン自身が名付けた訳ではなく、日本以外では「運命」という名称はあまり使われていないようです。
第1楽章は、冒頭の動機のみで形成されていると言ってもよいほど何度も用いられ、曲全体を緻密に構成しています。
第3楽章と第4楽章は続けて演奏され、第4楽章の始まりは壮大なフォルテシモが響きます。
この曲を全曲、マンドリンオーケストラの編成に編曲しました(編成A)。
原曲のイメージを損なわないように、かつマンドリンオーケストラらしさも加味しながら編曲しました。

これは、ARTE MANDOLINISTICAの委嘱により編曲したものです。
編曲し終えた時は、マンドリンオーケストラのみでうまく表現できただろうか、と不安でしたが、初演では熱いエネルギーが伝わってくる響きを身体で感じることができました。

その後、ARTE TOKYOの委嘱により、フルート加筆版を作成しました(編成B)。
第4楽章のみ、Piccoloと持ち替えがあります。