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GOLDEN ACANTHUS(ゴールデン・アカンサス)
作曲年月:2014年5月
編成:Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間:12分
初演:金沢大学マンドリンクラブ(2014年12月)
楽譜:6,000円(スコア、パート譜)

[試聴(MP3ファイル)]
全曲(11.2MB 11’40’’) GOLDEN_ACANTHUS.mp3
演奏:金沢大学マンドリンクラブ(第50回定期演奏会より)
[試聴(YouTube)]
全曲(演奏動画)(11’48’’) GOLDEN ACANTHUS(YouTube)
演奏:法政大学工学部マンドリンクラブ(法政大学・法政大学工学部マンドリンクラブジョイントコンサート)
全曲(演奏動画)(10’57’’) GOLDEN ACANTHUS(YouTube)
演奏:ARTE MANDOLINISTICA(第15回井上泰信マンドリン門下生発表会より)

[曲目解説]
金沢大学マンドリンクラブ第50回定期演奏会のために作曲した、この曲のタイトル「GOLDEN ACANTHUS」の「GOLDEN」は、「金婚式」などの「50」を意味する「金」と「金沢大学」の「金」のダブルミーニング、「ACANTHUS」は「葉アザミ」(金沢大学の校章のデザインの基になっています)に由来しています。
曲の中の拍子、小節数、調号、音の数などいろいろなところに「5」「50」をあてはめてあります。
また、スコアの冒頭では音符で「50」と描いて、50周年をお祝いしました。
5つの部分から構成されていますが、第3部は、金沢市出身の詩人、室生犀星の詩「犀川」に曲をつけるように作曲しました。
ギターのアルペジオは川の流れをイメージしています。
そして最後は全員で「GOLDEN」の「G」の音で終わります。
「50回」は節目でありますが、また新たなスタートでもあります。
長く続けることの尊さと、さらに新しい一歩を踏み出す勇気を感じてもらえたら嬉しいです。

この曲は、金沢大学マンドリンクラブの委嘱により2014年に初演されました。
委嘱にあたり、曲の中に「5」「50」に関係した仕掛けを織り込んでほしいというものがあり、いろいろと考えるのは楽しい作業でした。
初演は、5つの部分それぞれの曲想を弾き分けていただき、部員の皆さんの温かい心が伝わる見事な演奏でした。
当日の金沢はかなり雪が降り、木に積もった様子が美しかったです。