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エル・カミーノ・レアル EL CAMINO REAL (A Latin Fantasy)
作曲者:アルフレッド・リード Alfred Reed
編曲年月:2004年12月
編成A 初演版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,

    6Percussions(Timpani/Xylophone/Snare Drum/Bass Drum/Cymbals, Suspended Cymbal, Triangle/
           Castanets, Tambourine, Wood Blocks, Maracas)
編成B フルート加筆版
   :Flute(3div.あり), Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,

    6Percussions(Timpani/Xylophone/Snare Drum/Bass Drum/Cymbals, Suspended Cymbal, Triangle/
           Castanets, Tambourine, Wood Blocks, Maracas)

演奏時間:11分
初演:編成A ARTE MANDOLINISTICA(2005年3月)
   編成B 東北大学学友会マンドリン楽部(2015年12月)

楽譜:6,000円(スコア、パート譜)
   2種類の編成の楽譜がありますので、ご注文の際はA、Bいずれかをご指定下さい。

CD:「ARTE MANDOLINISTICA 2005演奏曲集」に収録(編成A)
   「東北大学学友会マンドリン楽部 第50回定期演奏会」に収録(編成B)


[試聴(YouTube)]
全曲(デモ音源)(10’09’’) エル・カミーノ・レアル(YouTube)(編成A)

[曲目解説]
この曲は、吹奏楽界の国際的な第一人者であったアルフレッド・リードが、空軍バンドとその隊長から
委嘱を受けて1985年始めに完成した作品です。タイトルはスペイン語で「皇道」又は「王道」という
意味で、「武力や権力によらず、王者や皇帝の人徳によって国を治める」という意です。副題にある
「ラテン幻想曲」という名の通り、ホタやファンダンゴといったスペイン独自の舞踏リズムが曲を支配し、
哀愁を帯びた中間部を含む急緩急の形式をとっています。フラメンコを思わせるスペイン風の曲想は、
ギターパートを持つマンドリンオーケストラにおいても高い演奏効果を見いだしてくれます。
(ARTE MANDOLINISTICA京都公演2005プログラムより)

これは、ARTE MANDOLINISTICAの委嘱により編曲したものです(編成A)。
私は中学高校と吹奏楽部に所属していたので(Tubaを吹いておりました)
A.リードのこの曲ももちろん知っており、とても楽しいお仕事でした。
原調のままいくかどうかかなり悩みましたが、マンドリンオーケストラで演奏する場合、
スペインの明るい雰囲気を表すのにDmよりもEmの方がよいのではないか、
また主音をギターの開放弦で鳴らせる方がより響くのでは、と判断して、思い切って移調しました。
こうしたジャンルを超えた編曲は、マンドリンオーケストラの今後の可能性を
広げてくれるのではないか、と思っています。
吹奏楽曲をマンドリンオーケストラに編曲する機会がまたあると嬉しいですね。

また、東北大学学友会マンドリン楽部の委嘱により、フルート加筆版を作成しました(編成B)。