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交響曲第9番ホ短調「新世界より」 op.95
作曲者:ドヴォルザーク Antonín Dvořák 
編曲年月:2014年4月
編成:Flutes1,2,3, Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Mandolone, Contrabass,
   Timpani(第3楽章Triangle, 第4楽章Cymbals) フルートはカットできません
演奏時間:第1楽章12分 第2楽章13分 第3楽章7分 第4楽章12分
初演:ARTE TOKYO(2014年6月)
楽譜:第1、2、4楽章各曲6,000円 第3楽章4,000円(スコア、パート譜)

[試聴(YouTube)]
第2楽章(演奏動画)(13’01’’) 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第2楽章(YouTube)
演奏:ARTE TOKYO(第4回定期公演より)

[曲目解説]
この曲は1893年に作曲され、ドヴォルザークの交響曲の中で最も有名な曲となっています。
副題の「新世界より」の「新世界」はアメリカのことで、ドヴォルザークがニューヨークの国民音楽学校の校長としてアメリカにいる時に作曲したことからつけられました。
旋律やリズムがどれも親しみやすく、特に第2楽章の旋律は、「家路」「遠き山に日は落ちて」などの歌詞がつけられ、愛唱歌として歌い継がれています。
また、最近ではNHK朝の連続テレビドラマ「ごちそうさん」の主題歌「雨のち晴レルヤ」の間奏にも使用されました。
この曲を全曲、フルート3本を含むマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
音色のメリハリを意識して、原曲の良さを残しながらマンドリンオーケストラの響きも楽しめるよう、工夫してみました。

これは、ARTE TOKYOの委嘱により編曲したものです。
フルート3本使えるという条件を最大限に生かして、いろいろな場面で活躍しています。
初演では、非常に熱い演奏を堪能させていただきました。
第2楽章のドラソロは情感豊かに美しく歌い、最後のコントラバス4div.のハーモニーは絶品でした。

また、慶應義塾高校マンドリンクラブの委嘱により、第4楽章のクラリネット加筆版を作成しました。