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交響詩「死の舞踏」 Danse macabre Op.40
作曲者:カミーユ・サン=サーンス Charles Camille Saint-Saëns
編曲年月:2010年10月
編成A マンドリン四重奏版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello
編成B 七重奏版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor1, Mandola-Tenor2, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
編成C 弦楽アンサンブル版
   :Violin1, Violin2, Violoncello, Piano

演奏時間:7分
楽譜:3,000円(スコア、パート譜)
   3種類の編成の楽譜がありますので、ご注文の際はA、B、Cいずれかをご指定下さい。


[試聴(MP3ファイル)]
全曲(デモ音源)(10.3MB 7’08’’) Danse macabre(mp3)(編成A)

[曲目解説]
この曲は、サン=サーンスがフランスの詩人アンリ・カザリスの詩に曲を付けた歌曲として作曲したものを、
作曲者自身によってオーケストラの声楽なしの交響詩として改作したものです。
詩の内容は、真夜中に死神が演奏するヴァイオリンにあわせて骸骨が踊り、
夜明けの雄鶏の鳴き声とともに姿を消す、というものです。
骸骨の踊りをテーマにした不気味かつユーモラスな曲想が印象的で、
その後の作品「動物の謝肉祭」第12曲「化石」でも使用しています。
この曲を第1マンドリン、第2マンドリン、マンドラ、マンドロンチェロの四重奏に編曲しました。
真夜中の12時を示す時計の鐘の音は、マンドロンチェロが担当しています。

この曲は、仙台のヴェルデギターマンドリンアンサンブルの委嘱により編曲したものです(編成A)。
原曲のオーケストラ曲では、ソロヴァイオリンが一番高い弦を半音下げて調弦し、
開放弦の響きで不協和音を作り出していますが、
今回の編曲では第1マンドリンがその調弦を採用し、G、D、A、Ebにしてあります。
そのため、なるべく1弦は開放弦で使うようにして、
高音は第2マンドリンが主に担当しています。

また、神戸大学発達科学部人間表現学科第7期生有志による卒業演奏会のために、
第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ピアノの四重奏に再編曲しました(編成C)。
第1ヴァイオリンは、通常の調弦とスコルダトゥーラ(変則調弦)の2つのヴァイオリンを持ち替えで演奏します。

さらに、同志社香里中高マンドリンクラブの委嘱により、
マンドリン四重奏版を元に七重奏の編成に再編曲しました(編成B)。
高3アンサンブルで演奏された初演では、音色に工夫を凝らした、息の合った響きを聴かせていただきました。