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トリッチ・トラッチ・ポルカ Tritsch-Tratsch-Polka Op.214
作曲者:シュトラウス2世 Johann Strauss II
編曲年月:2011年10月
編成A 初演版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Mandolone, Contrabass,
    5Percussions(Timpani/Snare Drum/Bass Drum/Cymbals/Triangle)
編成B フルート、クラリネット加筆版
   :Flutes1,2, Clarinets in Bb1,2, Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,
    5Percussions(Timpani/Snare Drum/Bass Drum/Cymbals/Triangle)
演奏時間:3分
初演:編成A ARTE TOKYO(2012年1月)
   編成B 慶應義塾高校マンドリンクラブ(2019年10月)
楽譜:2,000円(スコア、パート譜)
   2種類の編成の楽譜がありますので、ご注文の際はA、Bいずれかをご指定下さい。

[曲目解説]
ワルツ王と呼ばれたヨハン・シュトラウス2世は数多くのワルツを作曲し、「美しく青きドナウ」はオーストリアの「第二の国歌」と言われています。
シュトラウス2世は、ワルツの他、オペレッタ、ポルカなども多く作曲しています。
この曲のタイトル「トリッチ・トラッチ」というドイツ語は、「ぺちゃくちゃ」「(女の)おしゃべり」という意味だそうで、軽快で楽しい雰囲気は確かに女性のおしゃべりらしい感じがします。
日本では、運動会の徒競走のBGMとしてよく使用されています。
元々は合唱付きのオーケストラ曲で、ウィーン少年合唱団の重要なレパートリーとなっています。
途中の休符ではオーケストラによって趣向を凝らし、バスドラムやピストル音、足踏みなどを鳴らすのも楽しいです。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
原曲に忠実に、軽快さが出るように心がけました。

この曲はARTE TOKYOの委嘱により編曲したものです(編成A)。
初演はNEW YEAR CONCERTで、華々しい雰囲気がぴったりでした。
パーカッションはオーケストラの原曲通りとなっています。

2019年には、合唱(門えりお作詞、青島広志編曲)と共演するバージョンの楽譜も作成しました。

また、慶應義塾高校マンドリンクラブの委嘱により、フルート、クラリネット加筆版を作成しました(編成B)。
管楽器に合わせて、調性をイ長調(A-dur)からト長調(G-dur)(中間部はニ長調(D-dur)からハ長調(C-dur))に移調してあります。