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交響詩「フィンランディア」 “Finlandia” Symphonic Poem Op.26
作曲者:シベリウス Jean Sibelius
編曲年月:2008年9月(フルート加筆版2010年9月)(改訂版2012年2月)
編成A 初演版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,
    2Percussions(Timpani/Bass Drum, Cymbals, Triangle)
編成B フルート加筆版
   :Flutes1,2, Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,
    2Percussions(Timpani/Bass Drum, Cymbals, Triangle)
編成C 改訂版
   :Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass,
    2Percussions(Timpani/Bass Drum, Cymbals, Triangle)
演奏時間:8分
初演:編成A マンドリンアンサンブルいずみ(2009年2月)
   編成B 東北大学学友会マンドリン楽部(2010年12月)
   編成C 北九州マンドリン合奏団(2012年8月)
楽譜:5,000円(スコア、パート譜)
   3種類の編成の楽譜がありますので、ご注文の際はA、B、Cいずれかをご指定下さい。

[曲目解説]
この曲は、フィンランドの作曲家シベリウスによって作曲された交響詩です。
シベリウスの曲の中で、最もよく知られています。
フィンランドでは第二の国歌として愛され、特に後半のコラール部分には歌詞が付けられ、合唱曲としても歌われています。
この曲は、フィンランド独立への歴史の中で生まれ、音楽によって国が一つとなり、ロシアから独立を勝ち取った希有な現象も起きました。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
調性とパーカッションはオーケストラ原曲通りです。

この曲は、3つのバージョンがあります。
初演はマンドリンアンサンブルいずみの委嘱によるもので、初心者の団体であることを考慮し、技術的に少し易しく編曲されています(編成A)。
2つ目は、東北大学学友会マンドリン楽部の委嘱によるフルート加筆版です(編成B)。
フルート2パートを加え、音使いをより原曲に近づけました。
この編曲では、後半のコラール部分でギターのdiv.のハーモニーと共にフルートが旋律を奏でます。
3つ目は、北九州マンドリン合奏団の委嘱による改訂版です(編成C)。
上記のフルート加筆版を、マンドリンオーケストラと打楽器のみの編成に書き直したもので、初演の譜面に比べ、より原曲に近い音使いとなっています。