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組曲「桜花鉄路」
作曲年月:2009年9月
編成:Flute(Piccolo), Oboe(English Horn), Clarinet(Bass Clarinet), Horn(Arphorn), Bassoon(Contrabassoon)
演奏時間:10分
初演:さくら木管五重奏団(2010年4月)

[曲目解説]
この曲は、桜並木に沿って走る架空の鉄道をイメージして作曲した、5つの小曲からなる組曲です。
一、出発 夜が明けて、朝もやの中、鉄道が動き出します。
二、夜想 日が沈み、夜の闇の中を列車がゆっくり走ります。
三、歓談 仲間と一緒に旅に出て、景色を見ながら話が弾みます。
四、郷愁 窓から見える桜に、ふと懐かしい想い出がよみがえります。
五、前途 楽しい旅は終わり、気持ちを新たにそれぞれの生活がまた始まります。
5人の奏者それぞれが特殊楽器を使用するので、楽器の違い、音色の違いにもご注目下さい。
自然な形で登場するように心がけました。短い時間ですが、桜の見える列車の旅をお楽しみ下さい。
「間もなく、発車いたします。」
(さくら木管五重奏団室内楽リサイタル2010プログラムより)

この曲は、さくら木管五重奏団の「特殊楽器を使用した曲」という依頼で作曲したものです。
5人の奏者を旅人にたとえ、列車の旅を楽しんでいるイメージです。
初演では、特殊楽器を含めたそれぞれの楽器の良さが伝わるように、
たっぷりと歌っていただきました(アルペンホルンは登場から客席が沸きました)。
曲の雰囲気も的確に表現していただき、気持ちのこもった素晴らしい演奏でした。