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君をのせて
作曲者：久石譲
編曲年月：2023年4月
編成：Mandolin1, Mandolin2, Mandola-Tenor, Mandoloncello, Guitar, Contrabass
演奏時間：4分
楽譜：3,000円（スコア、パート譜）

[試聴（YouTube）]
全曲（デモ音源）（4’05’’）　君をのせて（YouTube）

[曲目解説]
この曲は、1986年に公開されたスタジオジブリの映画「天空の城ラピュタ」のエンディング・テーマとして作成されました。
作曲は、映画の音楽を担当している久石譲氏です。
初めは映画の主題歌を作る予定はなかったのですが、やはりエンディングに曲が必要と高畑勲氏が判断し、急遽作成することになりました。
メロディは、イメージアルバムの中の「シータとパズー」を元に久石譲氏が手直ししサビを書き加え、歌詞は、映画監督の宮崎駿氏の原案を元に、高畑勲氏と久石譲氏が曲に合うように補作して作られました。
歌唱についてはなかなか作品のイメージに合う歌手が見つからない中、映画公開２か前のオーディションで、当時アイドル歌手だった井上あずみ氏が抜擢されました。
サビの高音がとても澄んでいて、耳に残ります。
合唱曲としても、小中学校での定番曲としてよく歌われています。
この曲をマンドリンオーケストラの編成に編曲しました。
全てのパートにメロディがあります。
原曲では、イントロの中でニ長調（シャープ２つ）から変ホ短調（フラット６つ）に転調しますが、この編曲では、後半は原曲より半音上げてホ短調（シャープ１つ）にしました。

この曲は、これまでメドレーの中の１曲や、歌の伴奏など何度も編曲したことがありました。
頒布にあたって、あまり難しくならないように配慮しつつ、原曲の雰囲気を残すように心がけました。
映画館でこの映画を観た時は、同時上映が「名探偵ホームズ」でした。